成果を生み出し続ける「強い組織」のつくり方 第3回 ―企業理念が社員に浸透しない理由とは―
組織強化に向け、超えるべき第2ステージは「思考の質」!
社員の「思考」と密接な関係をもつ、企業理念浸透の本質的な価値とは?
組織強化と企業理念やパーパス、バリューの浸透は、切っても切り離せないものですが、一方でさまざまな施策を講じているのになかなかうまく浸透していかないという企業も多くなっています。
なぜうまくいかないのか。それは、組織強化における企業理念浸透の本当の価値を見落としているからではないでしょうか。
組織を強くするには、組織における「関係」「思考」「行動」「結果」の質を高め、成功サイクルとして回すことが重要です(詳細記事はこちら)。
このうち、関係の質については、前回のコラムやセミナーでもお話ししました(前回コラムはこちら)
今回は、思考の質を高めるポイントと企業理念の関係性について考察するとともに、企業理念浸透の成功事例と具体的な取組方法をご紹介します。
セミナーアーカイブ動画
登壇者紹介
小谷野 圭司
BIPROGY株式会社 グループマーケティング部 企画推進室 室長
大学卒業後、日本ユニシスに入社し、社員教育、業務/ITコンサルティング、新規事業開発などに従事。 現在はマーケティング組織に在席し、現場と一体となった顧客DXや新規事業開発支援などに携わる。 社会人としてのキャリアを教育からスタートしたため、コンサルタント時代はBPRだけでなく人事制度策定も担当するなど、人材にフォーカスしたアプローチを得意とする。 ※2022年4月1日に日本ユニシス株式会社からBIPROGY株式会社へ商号変更しました。
依田 真幸
株式会社博報堂コンサルティング プロデューサー
大学卒業後、アーティストマネジメント、イベントディレクターとして現場を経験し、広告プランナーへ転身。 飲料メーカー、商業施設、大手旅客サービス、シューズブランド、化粧品ブランド、官公庁などの多岐に渡る広告に関する企画立案から実施まで一貫して担当。 メディア視点でない、ニュートラルなコミュニケーションの伝達手法を得意とする。 企業内組織改革やパーパス浸透プロジェクトの伴走役として多岐に渡るプロジェクトに従事。