導入事例

部署を越えた称賛の循環で、社員同士のつながりと組織ウェルビーイングを育む

  • 会社名 :三井住友海上火災保険 静岡支店
  • 従業員数:約100名
  • 事業内容:保険業

三井住友海上火災保険静岡支店 小川様、増田様、鈴木様にお話をうかがいました。

 


地域との関係づくりや社員のエンゲージメント強化の
実行ツールとして導入を検討

――導入前に感じていた課題や、検討に至った背景を教えてください。

小川:拠点長の牛島が昨年4月に着任し、これまで営業(トップライン)中心になりがちだった保険業界の体質や、業界内で続いた不祥事・行政処分などを背景に、組織としての在り方や、地域の皆さんとの向き合い方が問われる空気が強まっていました。上意下達的な風土が無いか、コミュニケーションが不足していないかなどの問題意識がありました。

静岡エリアでは、「『三井住友海上』が具体的に何をしている会社なのか」など地場の企業と比べて認知度が低く、地域との関係づくりや社員のエンゲージメント強化が課題だと感じていました。こうした背景から、「ウェルビーイングを軸に取り組もう」という方針で動き始めましたが、施策を実行するためのツールが不足していました。そのような中、BIPROGY様よりPRAISE CARDを紹介いただき、試してみようと考えました。

また、今年度の組織改編で自動車営業部が支店内に合流し、これまで交流が少なかった部署間のコミュニケーションをどう生むかという課題も顕在化していました。縦割りが強い業態の中で、部署を越えたつながりを生む手段が求められていたことも、導入検討の後押しになりました。

鈴木:自動車営業部とリテール部門が同じフロアに集約されたことで、これまで十分に交流ができていなかった現状がより明確になりました。支店内でどのように交流を生み出すかを考える中で、PRAISE CARDが一つのきっかけになるのではないかと感じました。

増田:年2回のエンゲージメント調査は行っていましたが、業界への厳しい視線や働き方の変化の中で、横のつながりや社内外の関係づくりの重要性を強く感じていました。一方で、日常的に褒め合う・認め合う文化は十分とは言えず、気軽に称賛できる仕組みが必要だと考え、導入に前向きになりました。

 
――本導入に至った決め手を教えてください。

小川:ウェルビーイングやエンゲージメントを高めたいと考えても、具体的に動かせるツールがないと取り組みが抽象的になってしまいます。その点、PRAISE CARDは操作が分かりやすく、誰でも始めやすい点が魅力でした。
トライアル後のアンケートでも一定の成果が見られ、もともと拠点内にウェルビーイングを重視する土台があったことも後押しになりました。また、将来的には社外へも展開できる可能性(地域の皆さんへの提案ツールの一つ)を感じたことも、導入を決めた理由の一つです。

鈴木:社内トレーニングの場で他部門のメンバーに紹介したところ、どの部署もエンゲージメント向上に悩んでいることが分かりました。静岡から全国の部署へ取り組みを広げられる可能性を感じたことも、本導入への後押しになりました。

部署の枠を越えたつながりが増え、
コミュニケーションの活性化を実感

――続けたいと思えた要素や、特に効果を感じた点はどこですか。

小川:部署内だけでなく、部署を越えたつながりが増えたことが、目に見えて分かる点が大きいと感じています。普段ほとんど関わりのない相手にカードを送ったことをきっかけに会話が生まれ、関係性が変わる場面もありました。
社内だけでなく、将来的には社外にも広げられる可能性を感じています。ツールとして、利用者自身が変化を実感しやすい点は大きな価値だと思います。

増田:部署の枠を越えたつながりが広がっていることが実感でき、支店全体のコミュニケーション活性化につながっていると感じています。本当は支店外のメンバーにも送りたいと思う場面もあり、全社で活用できればさらに効果が高まるのではないかと思います。

小川:保険会社は営業部門と支払い部門など、役割ごとの縦割りが強く、業務上のやり取りはあっても、相手がどのような人なのかを知らないまま仕事をしているケースが多いと感じています。本来であれば、こうした部門間にこそ称賛や感謝のコミュニケーションが有効だと思います。
関わりの深い部門を小規模に巻き込むなど、モデルケースをつくることで、組織全体への展開も見えてくる可能性があります。

朝・週末の“振り返り時間”を活かした
称賛の習慣化を実践

――PRAISE CARDの運用のポイントはありますか

鈴木:スケジュールにPRAISE CARD利用を組み込んだり、カード内容の希望をアンケートで集め改善につなげたりと、現場の声を反映した運用工夫も行なっています。例えば週末に1週間を振り返りながら送るケースが多く、送りやすいタイミングだと感じています。

増田:朝の時間帯に前日の出来事を思い出して送ることが多いです。スケジュール登録やPC起動時に自動で立ち上がる設定など、忘れない仕組みづくりが継続につながっています。

ご検討企業へのメッセージ

――導入を検討している企業へのメッセージをお願いします。

小川:ツールとして非常に使いやすく、あとはどのように運用していくかが成果を左右すると思います。利用者の声を聞きながら改善を重ねることで、より効果が高まっていくと感じています。将来的には、地域や社外へも展開できる可能性があり、次のステップにつなげていきたいと考えています。

鈴木:導入したことで、日常的に褒められる機会が増え、仕事がより楽しくなりました。普段から称賛される体験はモチベーション向上につながるので、ぜひ導入を検討してみていただきたいです。

増田:気軽に送れて、もらった時に嬉しく、送る側にも喜びがある点が魅力です。ウェルビーイングや働きがいに課題を感じている企業にとって、取り入れやすいツールだと思います。